治療方針 Medical Treatment Policy

なぜ天然歯を残すのか?

天然歯の根元には歯根膜という歯や口の中だけでなく全身の健康に大きな影響を及ぼす組織があります。
天然歯に歯根膜がある事によりインプラントや入れ歯などの人工物と違い触感や歯ざわりを感じることができ食べる喜びを味わうことができるのです。
また、歯根膜はすこしずつ動き自調整することにより歯並びを整える働きも持っています。
また、最近の研究では多くの歯根膜が残っている方が寿命が延びることも証明されています。

このようにとても価値のある“天然歯=歯根膜” がなくなると体にはどのような影響があるのでしょうか?

第一の影響

・歯根膜を失うと脳に繋がる情報が途絶える

・脳血流が減少する

・記憶力の低下

・アルツハイマー認知症の予備軍

第二の影響全身

・死亡リスクが2倍に増える

・心疾患が増える

・睡眠時無呼吸が起きやすい

・誤嚥性肺炎の要因となる

第三の影響筋力・骨

・骨粗しょう症を招く

・寝たきりを招く

・転倒大腿骨骨折を招く(名古屋大学研究)

・握力などの筋力が衰え運動機能が低下する